こんにちは。管理人のさほです。
いろんな考えが頭の中に浮かんできて、勉強がぜんぜんはかどらない。
今回はそんな時に頭をスッキリさせる方法をお伝えします。
これまでの経験から効果的だった2つの方法をお伝えしたいと思います。
みなさんの今の状況に当てはまるものがあれば、ぜひ試してみてください。
目の届く範囲に1つのタスクしか置かない
私は1つのことをしていてもいろんなことに気が散ってしまうタイプなので、
この方法はとても有効でした。
数学の問題を解いているのに、ふと英語の授業で習ったことを思い出そうとしてしまったり、
さっき覚えた新しい単語が何だったかが気になって仕方なくなったり…
そこで試したのが、今すべき1つのこと以外、視野に入らないようにすることです。
机の上には、時計と1科目の勉強道具だけ。勉強机の棚に色々並べてある参考書も布で覆い隠しました。
すると驚くほど目の前のことに集中できて、いつもより短時間で勉強が進んでいきました。
これまで自分では集中していると思って勉強していた時も、目に入る情報から色々別なことに
気が散ってしまっていたのだと痛感しました。
一番遠ざけた方がいいと感じたのが、携帯電話や漫画、ストックのお菓子など自分を誘惑するものです。
それらはあると気になってしまうので、できれば部屋の中には置かない方がいいと思います。
特に携帯電話は着信音などで気が散ってしまうので、音も消しておくことが大切です。
頭の中に浮かぶことをすべて書き出してみる
頭の中に色々な不安が浮かんでしまい、勉強に集中できないということもあると思います。
そういう時は、自分の頭に浮かぶ考えをすべて書き出してみるようにしています。
そして書き出したものを、大きく3種類に分類します。
②これから起きること(→考えれば未来が変わる)
③これから起きること(→考えてもどうしようもない)
それぞれの場合の対処法について、ご紹介したいと思います。
①過去に起こったことについて
例えば、友人に言われた一言がずっと気になっている、親と喧嘩してしまった、
大学の面接の時こうすれば良かった、などです。
過去に起こったことについて考えてしまっている場合、一つ確かなことがあります。
過去は、そのこと自体をいくら考えても変わらないということです。
起きてしまったことに囚われるより、「どうすれば解決できるか」を考えてみてください。
例えば、友人に言われた一言がずっと気になっている場合。
その一言が本当のこと、つまり、自分にも心当たりのある欠点なのであれば、潔く欠点を認めて、
いつか友人に「ありがとう」を言う時のために自己改革を始める方が、自分にとってもプラスです。
本当のことではないなら、心無い一言に心を痛める必要はないかもしれません。
大切な友人ならきちんと話す機会をつくる方がいいかもしれませんし、
行きたい大学に合格して、自分と価値観の合う友人と出会うために勉強する!と割り切るのもいいでしょう。
同じように、親との喧嘩や面接の失敗も、仲直りの方法を探ったり面接練習の決意をしたりなど、
「これからどうしていくか」を考えてみてください。
「どうすれば解決できるか」が見つかれば、意外と気持ちがスッキリします。
②これから起きることについて(→考えれば未来が変わる)
例えば、志望校を変えようかどうか悩んでいる、などです。
考えれば未来が変わる可能性があるので、ただ漠然と考えるのではなく、
時間を決めて、きちんと向き合った方がいいと思います。
「いつ考えるか」を決めてしまえば、「今は考えなくて大丈夫」と思えるようになります。
そして、できれば早めにあなたの信頼できる大人に頼んで、一緒に考える時間を作ってください。
自分の思いだけでなく、客観的にみた意見やメリットデメリットなど、
多角的に考えて答えを出す方が納得できます。
場合によっては、専門的な方に話を聞いたり、自分の目で見て確かめたりした方がいいかもしれません。
きちんと時間を取って真剣に向き合うことで、自分の進む方向性が決まり、
これからの勉強がますます意味あるものに変わる可能性があります。
③これから起きることについて(→考えてもどうしようもない)
例えば、合格しなかったらどうしよう、来年も同じことになるかもしれない、
親にこれ以上迷惑をかけたくない、などです。
どれだけ勉強しても確実に合格する保証はないので、このような悩みを持つ方は多いです。
考え始めるとどんどん不安になって、勉強が手につかなくなってしまうこともあります。
このような場合は、すぐに書き出した気持ちを全て持って、先生や予備校スタッフのところに
行ってみてほしいと思います。
これまでの多くの先輩方が同じように悩み、乗り越えていった話を聞くことができるでしょう。
不安な気持ちが大きいほど、それをエネルギーに変えて「だから勉強する!」と思えた時は強いです。
行きたい大学に合格すれば、一瞬で悩みを解決できることも再確認できるのではないかと思います。
まとめ
いかがでしたか。
目の届く範囲に1つのタスクしか置かない
頭の中に浮かぶことをすべて書き出してみる
どちらもシンプルな方法ですが、頭の中がスッキリして、目の前のことに集中して
取り組めるようになることが多いです。
自分に合うかもしれないと思った方はぜひ試してみてくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。