こんにちは。管理人のさほです。
予備校で「友達を作った方がいいでしょうか」という相談を良く受けます。
逆に、予備校に入ったからには、「友達なんて作らずに、とにかく勉強します!」という方も多いです。
今回は予備校での人間関係のトラブルを避ける方法について、私の経験からお伝えできることを
書いてみようと思います。よければ参考にしてみてください。
友達がいないと悩む必要はない!
結論から言うと、私は無理に友達を作る必要はないと思っています。
予備校という場所はある種特殊な場所です。
この1年間ともに勉強をする人たちの中で、来年同じ場所(大学)に進む人は少ないのです。
予備校で友人を作ろうと焦るより、あなたが本当に行きたい場所(大学)に行って
そこで出会う人たちの中で輝いているために、今、頑張ってほしいと思います。
授業を受けたり自習をしたり、勉強が一日の大半を占めている中で、
人によって集中したい時間、息抜きをしたい時間は異なります。
友達関係によって、自分の時間をある意味「乱される」と感じる方も多いのです。
友達に期待する場合、友達の期待にも応える必要がある
今「友達がいない」と悩んでいる人はおそらく、
- 授業に一緒に行ける友人がいればいい
- 悩んだ時に相談できる人がいればいい
- 毎日誰とも話さないのは辛い、食事中くらい誰かと話したい
など、友達のいてほしいシチュエーションを描いているのではないかと思います。
ですが、それはよく考えてみると、限定されたシチュエーションではないでしょうか。
自分が集中して勉強したいとき、先生に質問したいことがあるとき、
友達がいてほしいと想像する人はあまりいません。
つまり、「あなたのいてほしいと思う時間に」友達がそばにいてほしいということなのです。
ところが、友達関係の中では、自分の期待と同じく「相手の期待」もあることを忘れてはいけません。
そして、自分が望まないときに話をしたいと言ってくる友人関係に悩む人は、意外と多いのです。
大人と親しくなれば一石二鳥?
それでは、一人で寂しい気持ちを抱えたまま予備校生活を過ごさないといけないかというと、
そうではありません。
私がおすすめするのは、あなたを支えてくれる大人と親しくなることです。
例えば予備校の先生、面白い人が多いと思いませんか?
先生たちは毎年たくさんの生徒と出会うので、一人ひとりの生徒のことは
名前や顔以外よく知らないことが多いです。
その中で「私は〇〇という名前で、〇〇出身で、今は〇〇が苦手だけど
〇〇大学を目指して頑張っている」ということを覚えてもらえるくらい質問に行くのです。
毎日、多いときは1日に複数回質問に行くことは、決してマイナスに働くことはありません。
一人で考えても答えが出ないとき、例え少し時間を要したとしても、
質問に行くことで何倍もの成果を得られることがあります。
こんなことを質問するのは恥ずかしいな…と思わずに積極的に通ってみてください。
先生たちは「あの生徒、最初はとんでもない質問をしてきていたけど、
最近いい質問をするようになったんだ」と言うのを楽しみにしていたりするものです。
また、予備校スタッフ。彼らは、皆さんのモチベーションを挙げるのも仕事の一つです。
毎年受験生を見てきているので、今何に悩んでいるかに気付いて的確なアドバイスをくれたりします。
少し話を聞いてもらうだけで、やる気を取り戻せることが多いのです。
あなたを気にかけてくれる大人を複数作ってみてはいかがでしょうか。
友達を作るのはダメなこと?
予備校で友達を作ることがダメかというと、決してそうではありません。
同じ目標に向かって切磋琢磨した友達と、一生の絆ができるということもあります。
今、仲のいい友達ができて、いい関係で勉強できていると感じるなら、
その関係はあなたにとってプラスに働いているので、ぜひ大切にしてください。
誰かに話しかけられた時、「友達は作らない」と必要以上に構える必要もないと思います。
食事中の会話、廊下で会ったの一言二言など、あなたにとってくつろげる時間に
時間が合った人と話すことでやる気をもらえることもあります。
大事なのは、話が盛り上がって勉強に戻れない日が続いたり、
あなたの時間を奪われていると感じたりしたときに、きちんと距離を置けるかどうかです。
まとめ
いかがでしたか。
今友達がいないと悩んでいる人は、あなたを応援する大人たちとぜひ話をしてみてほしいです。
自分も相手も受験生、友達になるときは、お互いにとってプラスの関係になれるといいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。